「孤独」という意味のワインの名前。こういった素晴らしいワイン生産者とワインに出会えることがうれしく思います。是非、ラゴッチャで飲んでみてください。
平川さんの力強いメッセージ。
以下、平川さんのページから抜粋させていただきました。何度かお会いしたことがありますが、カッコいいナイスミドルでしたよ。
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今から27年前、大学時代に住んでいた古い男子寮の壁には、かつての先輩が残した落書きがあった。
「強者は、ひとりの時が最も強い。」
私は22歳の時から12年間、フランスで修業時代を過ごした。
外国の地で、がむしゃらで生きるしかなかった自分にとって、人間は本来、「一人の存在」であるという気持ちがあった。
2003年、チューリッヒで乗り換えて、マルセイユに向かう便の中、眼下にモンブランの絶景を見た。アルプス山脈の最高峰の姿は、圧倒的な素晴らしさだった。
そして今、その時以上に、富士山の近くを通る時は「孤高」の風格に感銘を受ける。周囲に山がなく、ひとりで積み上げてきた高さは、孤独が感じられながらも、雄大で、神々しい。
ぶれない芯の強さが、人にも、ワインにも必要なのだろう。
ひとりでも負けない強さ。
個性を持ち続けること。
その様な想いで、ソリチュード（孤独）という名のワインが生まれた。
生まれてくる時も、死んで旅立つ時もひとり、人間は本来、孤独な存在であるのかもしれない。
それでも人生には出会いがある。友が生まれる。命が生まれる。
そして、力を貸してくれる仲間や、応援してくれる人たちがいる。
越えてゆく強さ、その世界観をワインの中に込めてゆきたい。
平川 敦雄
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2017年産の白ブドウを全房でプレス掛けして得た果汁を、酸化に気をつけながら醗酵させ、ステンレスタンクで8ヶ月間、澱と接触しながら熟成させて生まれました。料理に合う辛口白ワインを目指していますとのこと。独特のグリーンさと柑橘が混ざった香りが特徴的で、レモンをかじった様な酸が真っすぐに伸びます。幅広い食との相性をお楽しみ下さい。清澄なしで瓶詰。品種名の明記は致しておりません。）ソーヴィニヨン・ブラン主体
