太陽がギラギラでお店の前に植えてある植物たちも2回の水やりでした。私自身も水分補給（水やり）をして励んでおりました。さて8月から始まった月一恒例企画は、【トマト】パッパ・アル・ポモドーロ ¥1000 山梨県産のサンマルツァーノトマトを使って！！
フィレンツェ名物。ドイツのメルケル首相もフィレンツェ訪問の際には食べたと言われています。現地ではトスカーナの無塩パンを使いますがこれは素朴なもの味わい。塩の偉大さがわかる瞬間でもあります。なぜこのような無塩パンがトスカーナ地方の特有の物になったかというと、時代は遡り12世紀。フィレンツェのライバル都市であったピサは、港からフィレンツェへの塩の搬出を妨害し、トスカーナのパン職人は塩がない状況でパンを焼かざるおえなかったという説があります。しかし食べ残したお皿のソースを付けたり、またスープと一緒に煮込んだりすると、あらま〜！美味しいではありませんか！！という事で現在までこの形、製法が残っているそうです。
今回のレシピではパンはバケットを使っています。トマトと、パンと、グラナパダーノチーズと。フレッシュなトマトとチーズからのコクを同時にお楽しみ下さい。
