MieIkeno Chardonnay 2014
シャルドネ
『畑はまるで海外のような美しさと雄大さ』
八ヶ岳の麓、標高750mの「猫の足跡畑」
山梨県小淵沢町の南、八ヶ岳の裾野の丘陵地にあります。南西に南アルプスの甲斐駒ヶ岳、北岳 、南に富士山、北に八ヶ岳を望む壮大な景色を畑から眺める事ができます。雨上がりには下方から立ち上る雲が畑を包み、まるで【天空のブドウ畑】にいるような美しさです。
ワイン用葡萄の栽培を開始したのが2007年春。「自社畑100％のブドウで高品質なワインを造りたい」という思いで第一歩を歩み始めました。それから4年、ようやくブドウの樹が小さな房をつけ始めたのを機に醸造所を建設し、ぶどう造りから醸造まで自らの畑と醸造施設で一貫しておこなうドメーヌ ミエ・イケノを誕生させました。彼女の目指すワインは、「ブドウを育んだ土地とその年の天候が思い浮かぶワイン」
熟したフルーツやカリン、アカシアの蜜、ローリエの香りに豊富なミネラル感としっかりとした輪郭のある酸味とボリュームが特長。複雑なニュアンスのシャルドネをお楽しみいただけます。
【醸造家ミエイケノ】
元々は編集者だった彼女が、転身を決めて2001年に渡仏。
フランスの国⽴モンペリエ大学でフランス国家資格
ワイン醸造士(D.N.O.)を取得。
葡萄栽培、醸造学、微⽣物学、経営学など多岐に渡る学問を
修めた後、ブルゴーニュや南フランスなどフランス各地の
醸造所での経験を経て2006年に帰国。
11,000
MieIkeno Merlot 2014
メルロー
『ミエイケノで作るメルロー。標高の高さや寒暖差を感じる。
まるで八ヶ岳にいるかのような錯覚をしてしまうワイン』
コンポートのサクランボ、ビターでピュアなチョコレートとクローブのようなスパイシーな香り。程よいタンニンで引き締まっていながらもリラックスできるワインに仕上がっていますので今からでも十分お楽しみいただけます。サンマやエボダイ等の焼き魚やバンバンジー、お好み焼きやカキフライなどともマッチ。気取らない家庭料理から幅広いお料理とのマリアージュをお試しください。適温14℃〜15℃。
9,000
MieIkeno Pinot Noir 2014
ピノノワール
『自然のすべてを映し込む最高のワインに挑む』
サクランボ、ラズベリー、クランベリーの心地いいタッチの繊細な香りとは対照的にボリュームやストラクチャーを感じる主張のあるアタックが印象的な2014。タンニンが豊富でソリッドで引き締まった口当たりはじっくり熟成させたいミレジムです。発売開始と同時に即売り切れとなるピノワール。
【Domaine Mie Ikenoとは】
山梨県小淵沢町のワイン醸造所。重力を生かした醸造システム「グラビティ・フロー・システム」を国内で初めて採用。代表の池野美映さんが、畑の開墾・ブドウ栽培・醸造・販売まで一貫して行う。
単身渡仏し、モンペリエ大学で、フランスでも年間40人程度しか受からない難関の国家資格であるワイン醸造士を取得。南仏など各地の醸造所で経験を積み、2006年に帰国した。当初は故郷の長野県近隣でワインづくりに挑みたいと思ったが、一人で始めることへの不安もあった。
「半年程探してやっと出会えたのがこの土地。雑草で荒れた、猫の足跡しかない耕作放棄地でしたが、夕焼けが素晴らしくて。土壌や日照、水はけの良さなど、ブドウ栽培の条件としても最高で、何より私自身の心が解放される環境。ここでワインをつくろうと決めました」
地域住民の元に出向いて何度も説明を重ね、少しずつ協力者を得て、2007年春に土地の野焼きを開始。東日本大震災による工事の影響など、いくつもの壁を乗り越え、2012年に最初のワインを発売した。
出荷数は今後も増やす予定はない。「美味しいと言ってくださる方のために、私ができる範囲で、質を維持することが第一だと考えています。池野氏より
11,000
ドメーヌ ミエイケノ
醸造家：池野美映
山梨：北杜市小淵沢
『ブドウが育んだ土地とその年の天候が思い浮かぶワインを目指して』
