10月26日(土)【山梨ワイナリーバスツアー MGVsワイナリー】







2軒目のワイナリーは勝沼の2017年新規ワイナリーのMGVsワイナリーさんへ。松坂社長自ら案内して下さり、大変お忙しい中、誠にありがとうございました。ワイナリーのコンセプト、設立経緯から始まり、畑へ、そして醸造所へとスムースに案内くださいました。この土地でしか表現できないワインを作ることが彼らのコンセプト。その為の地質調査、地質形成の成り立ち、ワイン用ブドウ栽培の拘り、醸造設備のクリンネス。彼らは出来たワインをすぐにはリリースすることなく、いったん寝かせてから出荷するスタイルをとっている。
テイスティングには4種類の特徴がはっきり出ている分かりやすいラインナップで、参加者の皆様もとても前のめりで松坂社長の解説を聞いておりました。
なぜ、こうしたか、だからこうしているという明確な理由をもって動かれている。農業は自然が相手だが、人間にもわからない未知なことも沢山あり、流動的な農作物へのチャレンジではあるが、自分たちがどういう未来像を持っているのか、自分たちの居る場所がどのような土地の特性があるから、それを限りなく表現しようとしている。狙いに向かって進んでいる姿がこれからのワインにも未来を感じる。
テイスティングには甲州、オークチップを使った甲州、穂坂地区のMBA、ロゼの4種類。食事とのペアリングのヒントもたくさんいただきました。
土地を思い浮かべることのできるワイン、人の拘りを感じるワイン。これからの日本ワインの未来を沢山感じる時間でした。


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